自分の遺伝子を信じろ!
自信を失いそうになったとき
歩むべき道に迷いそうになったとき
僕は大好きな祖父のことを
思うようにしています。
祖父と遺伝子がつながっていると
感じられることは
幼い僕にとって
無条件の自信になったものです。
それは今の僕にとっても
まったく変わっていません。
どん底に落ちて
「もうダメだ、頼れるものは何もない。
突破口なんて見つからない」と
絶望しかけたときにも
「でも、じいちゃんの遺伝子は
こんなことでへこたれたりはしないはずだ」
と思うだけで
不思議と力が湧いてきました。
自分には
そんな大した先祖はいない?
でも考えてもみてください。
今、ここに生きている自分は
両親、祖父母、曾祖父母
そのまた両親、祖父母⋯⋯⋯
という具合に
ざっと十代遡れば千人以上、
二十代遡れば百万人以上
三十代遡れば何十億人という
驚くべき人数のDNAの集積です。
要するに
それだけの人数が生き延びてきた
一番先っぽに
「自分」がいるということです。
したがって
祖先が目立った業績を
残しているかどうかなど
言ってしまえば「どうでもいい」。
この世に生を受け
現在、生きているだけで
あなたは「すごい存在」
と言えるのです。
あなたを生んだ両親や
その両親を生んだ祖父母も
やはり同様に
「すごい存在」なのです。
そんな強靭な遺伝子の集積であるあなたが
そう簡単にへこたれるはずはありません。
三十代前の何十億人から十代前の千人
そして両親に至るまでには
きっと、もっとすごい
困難があったはず。
こんなふうに思いを馳せてみるだけでも
なんだか自信が湧いてきませんか。
素敵なご縁が皆様に訪れますように