人の話には、感心するより悔しがれ | クロフネカンパニー 中村文昭

COLUMN

だらしない人は経営者になるといい

 

勉強も好きじゃなくて

 

器用でもなくて、その上だらしがない⋯⋯。

 

そんな僕は

 

将来いったいどんな仕事に

 

就いたらいいんだろうと

 

高校生の頃、随分悩みました。

 

世の中の仕事が、大まかに

 

職人・サラリーマン・経営者の三つに

 

分けられるなあと思いました。

 

僕は、いったいどの道に進めばよいのか。

 

自分の性格と照らし合わせて、考えてみました。

 

実は経営者こそ、誰でもなれる職業なんです。

 

経営者になるには学歴も資格も試験も必要ありません。

 

ただ一つ、従業員がついてきてくれる

 

「人間力」さえあればいい。

 

いざ経営者になってみると

 

だらしないから、遅刻してしまうなんて

 

言い訳していられません。

 

「人を喜ばせる仕事をやろうー」

 

「返事は0.2秒!」

 

「頼まれごとは試されごと」

 

「できない理由を言わない」

 

「今、できることをやろう」

 

と自分にも社員にも言い続けている僕が

 

だらしない姿なんて見せられません。

 

僕は、「自分はだらしないヤツ」という

 

自覚があったお陰で、今の自分に出会えた。

 

経営者への道に進むことが

 

できたと思っています。

 

そう考えると、「だらしがない」って

 

ことだって、素敵なことだと思いませんか?

 

 

素敵なご縁が皆様に訪れますように