人の話には、感心するより悔しがれ | クロフネカンパニー 中村文昭

COLUMN

「失敗」大歓迎

 

失敗することで「マイナスの錯覚」に

陥ってしまう人が多いようですが

 

僕は反対に、失敗すろと

「しめた!これはネタになる」

 

とニヤけてしまいます。

 

すんなりうまくいった話など

あとで人に話してもちっとも

面白くないからです。

 

ちょっと遠回りして

何度も苦労した話のほうが

必ず面白いと思ってきいてくれるし

 

何よりも、人は僕の話を聞いて

失敗せずにすむわけです。

 

「こういう失敗があるからち、注意したほうがいいよ」と

僕も人に教えてあげられるのですから

 

僕らは自分たちのことを

「失敗先発部隊」と言って

 

失敗を大歓迎して克服することにより

人の役に立つことができることを喜んでいます。

 

マイナスの錯覚を起こす人は

二〜三回失敗すると

 

「やっぱり無理だ」と

思ってしまうようですが

 

僕は「十回失敗したほうがおもしれぇ」

と思っている人間なので

少々の失敗では傷つかないのです。

 

反対に失敗で傷つく人は

絶対に失敗したくないと

 

失敗すること自体を恐れているから

傷つくのだと思います。

 

 

素敵なご縁が皆様に訪れますように