『何のために』 | クロフネカンパニー 中村文昭

COLUMN

夢はなくても大丈夫!

 

 

「私には夢がない」

 

「私には明確目標がなくて」

 

とよく相談されます。

 

僕流に言えば

 

日本人が

 

夢や目標を掲げるようになったのは

 

戦後なのではないかと思っています。

 

それまで日本人は

 

与えられた場所で

 

自分の役割を受け入れ

 

それを追求する生き方を

 

していたはずなのです。

 

いつの間にか

 

「夢を持つことはすばらしい」

 

という生き方に

 

日本中が洗脳されてしまった

 

としか思えません。

 

まだ自分のこと

 

世の中のことがよくわからないのに

 

「君の夢は何だ?」

 

「夢を持て。目標を持て」と

 

幼いころから言われ続け

 

夢が見つけられなければ

 

ダメなヤツに見られてしまうのではないか

 

という心配があるのです。

 

真面目な子どもなら

 

夢を掲げてしまったら

 

他に興味のある職業や学問が目にとまっても

 

「よそ見をしていてはいけない」

 

と思うかもしれません。

 

気づかずに他の可能性を

 

削除しながら生きているのです。

 

それはあまりにもつまらないと思います。

 

夢を決めつけずに生きることは

 

何に化けるかわからない

 

楽しみがあるのです。

 

 

素敵なご縁が皆様に訪れますように