はじめから嫌われたい人なんていない | クロフネカンパニー 中村文昭

COLUMN

褒めない人の「まあまあ」は最高の褒め言葉

 

僕は、師匠の元で修業を終え

 

独立をしたときに

 

「一生、お前のことは褒めん」

 

と宣言されてしまいました。

 

師匠は、僕の仕事がうまくいったときでも

 

天狗にならないように

 

増長することを心配して言ってくれた言葉でした。

 

ただ、褒めすぎがよくないことは確かなようです。

 

「過ぎたるは及ばざるがごとし」

 

と言うように

 

あまり褒められてばかりだと

 

褒められないことが不安になったり

 

褒められること自体が

 

目的になってしまったりするのです。

 

師匠は僕が出会ってからの一年間は

 

僕を怒り、叱り続け

 

その口から褒め言葉が出ることは

 

一度もありませんでした。

 

ところが、数年後ようやく

 

「まあまあじゃないか」

 

と言われるようになり

 

このひと言の嬉しさは格別でした。

 

もちろん、幼いころから

 

「褒め言葉」

 

を聞いたことはあります。

 

でも、どんな褒め言葉よりも

 

ありがたかった言葉が師匠の

 

「まあまあ」でした。

 

一生褒めないと言った人の言葉だったからこそ

 

ありがたみが何倍にもなったのです。

 

ですから、褒めてもらえないと

 

嘆く暇があったら

 

「褒めてもらえるまで頑張るぞ」

 

むしろ、褒めてもらえないことを

 

励みにすればいいと思うのです。

 

めったに褒めないない人の

 

「褒め言葉」

 

はおそらくー生の思い出になるでしょう。

 

 

素敵なご縁が皆様に訪れますように