相手に逃げ道をつくってから叱る
人を叱るにはいくつかのコツがあります。
一つは、その場で叱ること。
二つ目は、原則として
「許し」の心を持つことです。
それがないと
個人的な感情で怒鳴ってしまうことになるのです。
こちらが正しいと思うときでも
優しく許しながら叱る。
「この失敗で何を学んだ?」と
笑いながら言えば怒鳴るより効果的です。
もう一つ大事なことは
相手に逃げ道をつくってから叱る
つまり、正論で迫らないことです。
責任の半分をこちらが引き受けてやれば
相手は、ほっとして
さらなるやる気を示してくれるはずです。
僕の見たところでは、部下を怒ったり
その失敗をあげつらったりしているとき
その場の戦いに勝ちたいという気持ちが
勝っているようです。
しかし、その後
結果に結びつくものがなければ
勝つことには何の意味もありません。
ですから、勝ち負けなど
どうでもいいことなのです。
素敵なご縁が皆様に訪れますように